最高の切り方 おしえて!ギャル子ちゃん 鈴木健也

 

 もータイトルで書いたんだけどねー。ほんと切り方が最高。

いや、たまたま偶然だったのかもしんないけどー

 

まー要はさ、普通漫画というか、もう大体の表現媒体って、読み手を不安にさせて

ああもう続きが見たい!!もういてもたってもいられん!!

っていう状態にして次を買わせるっていうのがもう定型化してて

俺もうこの漫画5巻が待ちきれなくて、調べて、最新話がネットで見れるっていうのを知って(不正じゃないよ!)

見てたからもう全部内容知ってたんだけどー、最後の2話が、ちょうど不安とその解決っていう部分なんだよね

でー、普通はその「不安」の部分で切るんだよ。普通

そしたらその不安を解決したい一心で次巻を待望するんだけど

ちゃんと解決の部分で終わらせてくれてるんですよー。

自身も色んな創作物に触れてるから、そういう部分が分かるのかなーって、そこは勝手な推測なんだけど

しかも、「え、じゃあその結果こうなっちゃうじゃん!」っていう読者が行きつく帰結に対するフォローを描き下ろしでしてくれてて、もーねー

ほんと好きだー!

 えー、おしえて!ギャル子ちゃんはですねー

もうしこたま売れてんだろーなーって感じだから、説明すんのもあれなんだけど

ギャル・オタ・お嬢の3人組の友情愛情がメインの話よね。

そんなかで映画のうんちくみたいのがあったりして、なんだろな、アンサイクロペディアの漫画版みたいな・・・いや、あれは出鱈目だらけだから、それよりは誠実な内容。

あー、漫画そのものの内容とは関係ないんだけど、映画のウンチク漫画って知ってる限りで3つあるんよね

木根さんと、ギャル子と、あの、篠房六郎さんのやつ。

この作者3人で映画対談とかすればええのにねー。絶対面白いでしょ。

微妙に嗜好違くて争いになったりするんかね。それはそれでおもろくない?